TCP/IP関連のレジストリパラメータ
TCP接続において、接続元に動的に割り当てられるポート番号は1024から5000番であるとか、この数が足りないから増やしたいといった場合にレジストリパラメータを変更するというのは、(少なくとも私の中では)常識だった。
- 5000 を超える番号の TCP ポートから接続しようとすると 'WSAENOBUFS (10055)' エラーが表示される
- When you try to connect from TCP ports greater than 5000 you receive the error 'WSAENOBUFS (10055)'
しかし、時代は移り変わっているんですねぇ(謎)。
Windows VistaおよびWindows Server 2008では、動的に割り当てられるポート番号の範囲のデフォルトが変更されており、またそれを変更する場合にも、レジストリを編集する必要はなく、コマンドでの変更ができるようになっている。
The default dynamic port range for TCP/IP has changed in Windows Vista and in Windows Server 2008
例えば、現在の設定値を知りたい場合は以下のコマンドを実行する。
netsh int ipv4 show dynamicport tcp
また、設定を変更する場合は以下のように開始ポート番号と個数を指定したコマンドを実行する。
netsh int ipv4 set dynamicport tcp start=1025 num=64511
ほかにも、アレ(何)やソレ(何)もnetshコマンドを使って設定できるのだろうか。またあとで調べてみよう。
ちなみに、以下は上記サイトの日本語翻訳版。
Windows Vista および Windows Server 2008 では TCP/IP の既定の動的ポート範囲が変更されている
いくら機械翻訳とはいえ、コマンド行:
netsh int ipv4 show dynamicport tcp
を
netsh int ipv4 dynamicport tcp を表示します。
とするのはなしでしょう。