対角線の総数を求めるための考え方
とあるところで次のエントリの存在を知った。
対角線の総数を求める公式 | 片倉学の受験勉強法・受験情報総合ブログ - 楽天ブログ
「他の説明をぜひ考えてみてください!」と書いてあるので、ちょっと考えてみたらしい。ただし、一部、中学受験のお子様には(多分)説明できない内容になっているのであしからず(謎)。
考え方1
対角線、要は角形の頂点を結ぶ直線の一種なので、まずは何も考えずに直線を引いてみる。
- 1つ目の頂点から、他の個の頂点に直線を引く。
- 2つ目の頂点には、1つ目の頂点からの直線がすでに引かれているので、それ以外の個の頂点に直線を引く。
- 3つ目の頂点には、1つ目と2つ目の頂点からの直線がすでに引かれているので、それ以外の個の頂点に直線を引く。
- ‥
- 個目の頂点には、1つ目と‥と個目の頂点からの直線がすでに引かれているので、それ以外の1個の頂点に直線を引く。
- 個目の頂点には、他のすべての頂点からの直線がすでに引かれているので、引くべき直線はない(0個)。
ここで忘れてはいけないのは、上記の説明だと「辺」もカウントに入れてしまっていること。角形の辺の数は本なので、対角線の総数は次のようになる。
=
=
=
=
=
=
=
=
=
考え方2
要は、個の頂点から2つを選び出す組み合わせがどれだけあるかという問題なので。ただし、ここでも本の「辺」を除かなければならないことを忘れずに。つまり次のようになる。
=
=
=
=
ま、こんなところで(謎)。元の説明と大して変わらない気も‥