HHeLiBeXの日記 正道編

日々の記憶の記録とメモ‥

RE:RE:分からない確率の問題(2)

RE:分からない確率の問題(2) - ナンセンス不定記
数学ガール」以来久しぶりに数学脳(何)を使って考え込んだ。

UNKNOWN30%が仮に届いたすれば、NGが50%で、OKが50%なので、15%がOKとなる見込み。

これを最初に見たときは感覚でしか答えられなかったのでそのままダンプ(何)すると、

  1. 確率において“仮に”はないので、この30%の人たち(誰)は手紙は読んでいない
  2. “NGが50%で、OKが50%”というのは、手紙を読んだという条件の下での確率なので、手紙を読んでいない人たち(誰)に当てはめてはいけない

で、それはいいんだけど、なかなか答えにたどり着かず‥

で、考えたのが、「検閲」って普通は引っかかったら送り返されるんじゃないかな、ということ。「破棄される」とは書いてないし。ならば(彼女からではないけど)返事とみなせるだろう。ということで。

「望みが残っている = 好意を抱いている」と考える。
まず分類。
 (1) 検閲に引っかかる(i.e.送り返される)確率:
    0.3
 (2) 彼女に渡るが破棄される確率:
    (1 - 0.3)×0.5 = 0.35
 (3) 彼女に渡り好意を抱いて返事をする確率:
    (1 - 0.3)×(1 - 0.5)×(1 - 0.7) = 0.105
 (4) 彼女に渡り好意を抱いて返事をしない確率:
    (1 - 0.3)×(1 - 0.5)×0.7 = 0.245
で、求めるのは、「返事がなかった場合に望みが残っている」という条件つき確率。
 返事がない確率:(2)+(4)
なので、求める確率Pは、
 P = 0.245 / (0.35 + 0.245) = 0.41176‥ = 41%

で、答えだけは合っているが、どうも釈然としない。「検閲」の30%がどうにも引っかかる。

ということで、悔しいけど(謎)調べてみた。
確率 - BIGLOBEなんでも相談室
詳細はリンク先に譲るが、「望みがある = 好意を抱く」ということを独立の事象として考えなければならないというところがポイントらしい。「手紙を読んで好意を‥」という時点で条件つき確率になっている。
で、面白いのが、私の考え方と上記サイトでの考え方で出てくる確率が同じであること。上記サイトの回答No.12の方程式は左辺の分母が計算された形になっているが、計算しない形で書いてそのまま分母をはらうと、「検閲」に関わる項がきれいに相殺されることが分かる。
ただ、これはこれで「手紙も読んでないし会ったことも(おそらく)ないだろうに、好意を抱く確率は0(zero)ではないのか‥」という別の違和感がぬぐえないんだけど‥

ちなみに、私は高校時代、確率・統計の授業が苦手でした‥(って書くと、科目名から年齢がばれるのかな)